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大臣シリーズ 導入事例

『大臣マイナンバー収集・保管サービス』で
個人番号の漏えいや業務負担に関する不安を解消

社会福祉法人 杜の会(神奈川県横浜市)

一般財団法人 杏仁会

社会福祉法人 杜の会では、地域にお住まいの方々が、その人らしく生活できるための支援を目指し、障がい者・高齢者・児童まで幅広く福祉サービスを提供しています。
マイナンバー制度への対応で、多数の職員の個人番号を安全に管理する手段として、『大臣マイナンバー収集・保管サービス』を導入されました。
マイナンバー業務への不安を解決できたポイントについて、法人事務局の淵上係長に伺いました。

概要

名称
社会福祉法人 杜の会
所在地
神奈川県横浜市栄区中野町400-2
理事長
上野 和夫
設立
1996年12月
従業員数
434名
事業内容
社会福祉事業
URL
http://www.morinokai.or.jp/

システム

システム構成
システム構成図
システム構成図

初めての取り組みへの不安解消と「大臣シリーズ」との親和性

淵上 拓哉 氏

事務係長
淵上 拓哉 氏

2015年12月1日より『大臣マイナンバー収集・保管サービス』の本稼働をスタートした杜の会。導入のきっかけは、本誌大臣ジャーナルで特集されていた記事でした。

「マイナンバーという重要な情報の安全管理が大きな課題でした。その中で目にしたのが、『大臣マイナンバー収集・保管サービス』です。職員本人がパソコンやスマートフォンから個人番号を登録できるほか、セキュリティーに関して信頼度の高いセコムグループのクラウドを活用していることからも安心して利用できると感じました。また、早期導入したことで準備期間が充分に確保でき、代理店さんからトレーナーの手配など手厚くサポートいただいて、本稼働までのフォローも充実していました。」(淵上氏)

『給与大臣』『人事大臣』から本サービスと連動し、個人番号を必要な帳票へ出力できる点も評価されています。

システム上での登録・確認で職員の個人番号をスムーズに収集

杜の会では400人を超える職員の情報を収集するため、『大臣マイナンバー収集・保管サービス』の活用に加えて独自の操作マニュアルも用意。万全を期して職員への通知を行っています。

「基本的には職員各自のパソコンやスマートフォンで登録・申請をしてもらいましたが、職員は20歳〜70歳台まで年齢層が幅広く、どうしてもシステムの操作が苦手な人達もいます。そうした職員を対象に事務局で代行登録する日を設けるなどの工夫をしました。職員が個人番号を入力して終わりではなく、管理者側で複数回チェックを重ねた上で承認完了となる仕組みが『大臣マイナンバー収集・保管サービス』の良い所です。申請に不備を残したまま登録完了してしまうことがありません。」(淵上氏)

多重のセキュリティ対策で担当者のストレスを軽減

セキュリティ対策としては、総合管理者による権限の設定機能を活用しています。

「総合管理者以外は、取扱いできる操作に制限をかけています。担当領域以外は閲覧できないように制限を設ける事で、何かあった時にも余計な疑いがかからず職員を守れるという側面もあると思います。誰がいつ何の目的で使用したか、履歴が残る点も便利ですね。」(淵上氏)

制度に関する情報が錯綜する中、業務への懸念を払拭する面でも本サービスの安全性が貢献しています。

「たとえ少人数規模であっても紙媒体での保管は不安です。『大臣マイナンバー収集・保管サービス』なら、厳重に管理されたセコムグループのデータセンターに情報が保管されるので、安心感があります。マイナンバーを1人1人預かる手間が省けるだけでなく、事務員側のストレスの軽減につながったことも大きな収穫です。」(淵上氏)

地域住民が気軽に利用できる、あたたかみのある福祉サービスを提供

かさまの杜保育園 園内

かさまの杜保育園 園内

杜の会ではさまざまな規模の福祉施設を多数運営しています。多岐にわたる事業展開だけでなく、立ち寄りやすいオープンな環境が地域にお住まいの方々を支えています。

「乳児からお年寄りまで広く支援していますので、地域の方で困り事があれば、ちょっと近所に顔を出すぐらいの感覚でこの杜の会を利用してほしいと思っています。」(淵上氏)

地域にお住まいの方々が気軽に利用できる垣根の低さに加え、杜の会の支援は「見守る支援」と言われていています。

「保育園では、子どもたち自身の意思で何をして遊ぶか選択します。保育士は子どもたちが遊び・生活できる環境を整え、『時間・遊び・生活』の環境を保証することで興味や関心を広げ、『これがやりたい』と言えるような自発性が育つように心がけています。」(淵上氏)

「大臣シリーズ」をフル活用し、今後は経営状況分析に取り組む

杜の会では、『人事大臣』に登録した職員情報を『給与大臣』に連動させています。給与や異動履歴の保存機能を活かし、多様な勤務体系の職員の管理を行っています。また、『福祉大臣』では、各施設における会計業務を担い、平成27年度に社会福祉法人の新会計基準への移行が完了しました。現在は、昨年搭載された経営分析機能に注目されています。

「上層部でも実際に操作しながら、活用方法を検討しています。経営分析機能をうまく使いこなしていくことが、杜の会の今後の課題です。」(淵上氏)

充実した支援体制で地域福祉に貢献してきた杜の会。職員も利用者も安心できる法人としての発展を、「大臣シリーズ」が支えていきます。

※この導入事例の記載内容は取材時(2016年5月)のものです。

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