| 製品 |
大蔵大臣個別原価版NX |
| FAQ番号 |
131205 |
| 分類 |
試算表 |
※ご利用中の大臣シリーズとは異なる製品の操作画面でご説明している場合がありますが、操作方法は同様です。
次の金額が一致しません。原因となる現場･科目を調べるにはどうすればよいですか？［プロジェクト一覧表］の仕掛品・前受金、［試算表］の仕掛品・前受金
［自由設計帳票］を使用すると、［試算表］の金額を現場（プロジェクト）別に確認できます。
事前に確認しておくこと
- ［工事（プロジェクト）一覧表］で、未定現場（プロジェクト）の原価計・未成工事受入金（前受金）が0であることを確認してください。
- 事前に［工事（プロジェクト）関連帳票※］-［工事（プロジェクト別）原価集計表］で、［試算表］と一致しない科目を絞り込みましょう。
※Standard・会計編の場合は［原価管理］
［自由設計帳票］は、［工事（プロジェクト）関連帳票］または［原価管理］にあります。
F9［表設計］をクリックし、「帳票設定」から［追加］をクリックすると「帳票の新規登録」画面が開きますので、任意の帳票名を入力してください。「縦項目」に「現場（プロジェクト）」、「横項目」に「科目」を選択します。
また「縦計を出力する」にチェックして［登録］で閉じてください。「帳票設計」画面に戻りますので［閉じる］で閉じます。
［自由設計帳票］の画面に戻ります。「選択帳票」で、一覧から作成した帳票名を選択してください。
「期間」はF4［期首］〜F5［決算］、「現場（プロジェクト）」は「99：全範囲」に設定します。
「科目」には一致しない科目を選択してF12［指定終了］をクリックすると、現場（プロジェクト）ごとの金額が集計されます。
［自由設計帳票］の集計結果と［工事（プロジェクト）一覧表］・［工事（プロジェクト）原価集計表］とを比較して、原因となる現場（プロジェクト）を確認してください。
【補足】原因となる現場（プロジェクト）が判明した場合の対処方法
【例】［自由設計一覧表］にある現場（プロジェクト）が、［工事（プロジェクト別）原価集計表］に表示されない
［マスター登録］-［現場（プロジェクト）登録］で、「未成（仕掛）/完成」の区分を確認してください。
- 未成現場（仕掛プロジェクト）なのに「完成」になっていませんか？
誤って「完成（プロジェクト）」にしている場合は「未成（仕掛）」に戻してください。
また、［完成自動振替］で工事原価（製造原価）に振り替えた不要な伝票がある場合は削除してください。
- 一部完成している現場（プロジェクト）の場合に、「未成（仕掛）／完成」区分が「未成」または「完成」になっていませんか？
「未成（仕掛）／完成」区分を「部分完成」にしてください。変更後は［工事（プロジェクト）一覧表］・［工事（プロジェクト）原価集計表］の金額が、未成（仕掛）／完成別に確認できるようになります。
【参考】［自由設計帳票］のその他の使い方と設定
- ［試算表］の工事原価（製造原価）と［工事（プロジェクト）一覧表］の工事原価（製造原価）が合わない。
［自由設計帳票］の科目 ： 工事原価（製造原価）科目 × 現場 ： 全現場
- ［試算表］の「完成工事高（売上高）」と工事一覧表の「完成工事高（売上高）」が合わない。
［自由設計帳票］の科目 ： 完成工事高（売上高） × 現場 ： 全現場
