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大臣シリーズ よくある質問と回答(FAQ)

製品 人事大臣NX
FAQ番号 111810
分類 給与大臣連携設定

※ご利用中の大臣シリーズとは異なる製品の操作画面でご説明している場合がありますが、操作方法は同様です。

家族情報を給与大臣と連携しています。人事大臣で配偶者合計所得額を入力して、給与大臣への転送処理は必要ですか?

配偶者の扶養区分の自動判定に配偶者合計所得額を使用する場合があります。
人事大臣で配偶者合計所得額を入力した場合は、給与大臣に転送してください。

人事大臣で入力した配偶者合計所得額から給与大臣の配偶者の扶養区分を自動で判定するには、以下の設定を確認してください。

人事大臣の[設定関連]-[給与大臣 連携設定]を開きます。
確認したい設定名にカーソルを合わせて[設定更新]をクリックしてください。
設定更新画面が表示されます。
家族情報の連携については[連携項目]タブをご確認ください。

右側のチェックボックスの設定をご確認ください。

給与大臣のデータ受入処理では、 がチェックON / がチェックOFF の設定を推奨しています。

上記の設定時における、人事大臣での配偶者の登録の仕方をご説明します。
下図は人事大臣の社員入力の家族情報ページの画面です。
給与大臣への転送時に、配偶者の扶養区分を自動判定させたい時は、扶養区分を「一般」など「対象外」以外に設定してください。
給与大臣側で受け入れをする際に、源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者の判定を行うので、人事大臣では源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者の設定は対象でも対象外でも問題ありません。

【ご注意】

扶養していない配偶者の場合は、源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者、扶養区分の全てを「対象外」に設定してください。
扶養区分が「対象外」の設定だと自動判定されませんので、源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者を「対象」に設定した場合、給与大臣へ転送した時にそのまま「対象」で受け入れされます。

次に、 のチェックの組み合わせによる自動判定の仕方についてご説明します。

【例1】 がチェックON / がチェックON の場合

人事大臣で入力した配偶者合計所得額が転送されます。

年末調整が計算前の場合は

年末調整前なので、本年の社員本人の合計所得額が未確定の状態です。
前年の合計所得額を本年の合計所得額の見積額として扱います。
この前年の本人合計所得額と人事大臣で入力した配偶者の合計所得額をみて、配偶者の扶養区分である源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者、控除対象配偶者に該当するかどうか判定を行います。

年末調整が計算済みの場合は

配偶者の合計所得額は給与大臣の[家族登録]F7[扶養申告書]の源泉控除対象配偶者の所得の見積額(以下、給与大臣の源泉控除対象配偶者の所得の見積額)に転送されますが、源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者、控除対象配偶者の判定は年末調整の計算時の判定が優先されます。
人事大臣から転送された配偶者の合計所得額は自動判定には使用されません。

【例2】 がチェックON / がチェックOFF の場合

人事大臣で入力した配偶者合計所得額は転送されません。

年末調整が計算前の場合は

年末調整前なので、本年の社員本人の合計所得額が未確定の状態です。
前年の合計所得額を本年の合計所得額の見積額として扱います。
配偶者の合計所得額は、給与大臣の源泉控除対象配偶者の所得の見積額を使います。
源泉控除対象配偶者の所得の見積額を0円で登録していない場合は、配偶者合計所得額は0円とします。

前年の本人合計所得額と源泉控除対象配偶者の所得の見積額を使って、配偶者扶養区分である源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者、控除対象配偶者に該当するかどうか判定を行います。

年末調整が計算済みの場合は

年末調整の計算時に判定された配偶者の区分設定が優先されます。
人事大臣で設定した源泉控除対象配偶者、同一生計配偶者、控除対象配偶者の設定は反映されません。

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