給与計算ソフト「給与大臣」での年末調整サポート特集。本年度の変更点、セミナー、今するべき作業、よくある質問など、年末調整に役立つページです。

大蔵大臣
応研株式会社
年末調整サポート特集:年末調整、困っていませんか?
年末調整サポート特集:年末調整、困っていませんか?

新着情報

2025.10.14
給与大臣「2025年 年末調整対応版(ver4.80)」大臣アップデートを公開しました。
2025.10.14
チャットサービスを開始しました。AIが疑問にお答えします!
画面右下のアイコンをクリックしてお気軽にご利用ください。
2025.9.4
セミナー情報を公開しました。
2025.9.1
この特集ページを公開しました。皆様のスムーズな年末調整をお手伝いします!

年末調整マニュアル・手順書ダウンロード

DMSS会員様は大臣ポータルから追補マニュアル等のダウンロードができます。

マニュアルの
ダウンロード手順
「給与大臣」年末調整対応版追補マニュアル等をダウンロードするには?

アップデート・プログラムディスク発送状況

製品 アップデート時期
給与大臣NX クラウド 10月中旬〜下旬にかけて順次
製品 大臣アップデート プログラムディスク発送
給与大臣NX(パッケージ版) 公開済(ver4.80) 11月中旬より順次

※大臣アップデートを行う場合は、弊社よりお送りする「2025年 年末調整対応版(Ver.4.80)」プログラムディスクのインストール作業は不要です。

オンライン形式(動画配信)のセミナーをご用意!

「給与大臣」年末調整セミナー

2025年度の年末調整の改正点や計算方法、源泉徴収票の出力など、「給与大臣」での具体的な処理の流れをご説明いたします。実際に「給与大臣」の画面をお見せしながら、ポイントや注意点を交えてお話します。
インターネット接続環境をご用意できない場合は、別途配信動画をDVDでも購入できます。

「スマート大臣〈年調申告〉」操作セミナー

初回登録、各種設定、給与大臣との連携設定など、本サービスのご利用に必要な一通りの操作をご説明するセミナーです。

※本セミナーはDVD版をご用意しておりません。

年末調整に関する情報は以下から選択してください。

年末調整、今するべき作業はコレ!

本年度は法改正が行われ、扶養親族の範囲が変わります。ご注意ください。
できるだけお早めにご準備ください。

年末調整、今するべき作業はコレ!
年末調整、今するべき作業はコレ!

※この表の内容・スケジュールはモデルケースです。ユーザー様の実務とは異なる場合があります。

「スマート大臣〈年調申告〉」で、申告書の配付・回収作業が不要に!
8〜9月
従業員への周知
  • 年末調整申告手続きを電子化する旨の周知
  • 控除証明書をデータで回収する場合は、契約先保険会社やマイナポータルなどで手続きを行い、
    控除証明書のデータを取得するための準備が必要である旨の周知
10〜11月
申告書作成の通知
申告書データの確認
  • 従業員が提出した申告書データの確認
11〜12月
申告書データのインポート
  • 給与大臣 年末調整対応版プログラムのインストール
  • スマート大臣〈年調申告〉にて提出された申告書データを給与大臣にインポート
ここまでの作業を済ませたら、通常の11〜12月の作業(上記STEP 2)と同様、給与大臣で年末調整計算を行います。
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2025年 年末調整の変更点とポイント

1.基礎控除の見直し

合計所得金額が2,350万円以下の場合は、基礎控除が一律で48万円から58万円に引き上げられるとともに、合計所得金額が一定以下の場合には段階的に上乗せされ、最大95万円まで引き上げられます。

「スマート大臣〈年調申告〉」を使用する場合の手順
  • 改正後の所得税法第86条の規定による基礎控除額58万円に、改正後の租税特別措置法第41条の16の2の規定による加算額を加算した額となります。
  • 58万円にそれぞれ37万円、30万円、10万円、5万円を加算した額となります。なお、この加算は居住者についてのみ適用があります。
【ポイント】給与大臣NX ver4.80 年末調整対応版にて、改正後の基礎控除額の計算に対応しました。

2.給与所得控除の見直し

給与所得控除の最低保証額が55万円から65万円に引き上げられたことで、年収190万円以下のすべての給与所得者が一律で65万円の控除を受けられるようになります。

「スマート大臣〈年調申告〉」を使用する場合の手順
【ポイント】給与大臣NX ver4.80 年末調整対応版にて、改正後の給与所得控除後の金額の計算に対応しました。

3.特定親族特別控除の創設

居住者と生計を一にする年齢19歳以上23歳未満の親族で、合計所得金額が58万円超123万円以下の場合は、新たに最大63万円の「特定親族特別控除」が段階的に適用されます。
年末調整において特定親族特別控除の適用を受けようとする人は、給与の支払者に「給与所得者の特定親族特別控除申告書」を提出する必要があります。

「スマート大臣〈年調申告〉」を使用する場合の手順

また、特定親族に該当する家族及び特定親族特別控除額は、令和8年以降に提出する源泉徴収票・給与支払報告書に記載する必要があります。

【ポイント】給与大臣NX ver4.80 年末調整対応版にて、特定親族特別控除の計算に対応しました。

@「特定親族特別控除申告書」に記載されている特定親族を[人事管理]-[家族登録]にて登録してください。

@「特定親族特別控除申告書」に記載されている特定親族を[人事管理]-[家族登録]にて登録してください

※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

A 登録された特定親族をもとに特定親族特別控除額が計算されます。

A 登録された特定親族をもとに特定親族特別控除額が計算されます。

※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

B 令和8年1月以降の源泉徴収票・給与支払報告書に特定親族及び特定親族特別控除額が出力されます。

B 令和8年1月以降の源泉徴収票・給与支払報告書に特定親族及び特定親族特別控除額が出力されます

※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

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4.扶養親族等の所得要件の改正

扶養親族や同一生計配偶者、ひとり親の子の所得要件は48万円以下から58万円以下に、勤労学生の所得要件は75万円以下から85万円以下に緩和されました。 また、給与所得控除の改正に伴い、家内労働者等の必要経費最低保証額も55万円から65万円に引き上げられます。

【ポイント】[社員登録] [家族登録] の設定を見直してください。

改正により、新たに扶養控除の対象となる親族等に該当することになる可能性があります。社員が提出した「扶養控除等(異動)申告書」を確認し、各メニューで正しい設定をおこなってください。

1〜4の改正は2025年12月1日施行です。

1.〜4.で説明している改正は2025年12月1日に施行されます。(2025年11月までの給与等の源泉徴収事務に変更はありません。)
休職中などで、最終給与・賞与が2025年11月30日以前の支払いの社員の年末調整は1.〜4.の改正は適用されません。

【ポイント】スマート大臣〈年調申告〉をお使いの場合。

年調申告の作成依頼時に、改正が適用される社員への依頼と、適用されない社員への依頼を別々に依頼作成が必要です。

【ポイント】スマート大臣〈年調申告〉をお使いの場合。
【ポイント】給与大臣での対応。

給与大臣では年末調整の計算時に、以下に当てはまる場合は改正を適用します。
・支給日が2025年12月1日以降かつ課税支給額が1円以上である給与または賞与がある。

【ポイント】スマート大臣〈年調申告〉をお使いの場合。
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5.国税庁「年調ソフト」令和7年版に対応

国税庁から令和7年版の「年末調整控除申告書作成ソフトウェア(年調ソフト)」がリリースされます。

【ポイント】令和7年版の「年調ソフト」が出力する申告書データのインポートに対応しました。

6.e-Tax・eLTAXにおける令和8年1月以降の電子申告に対応

e-Tax・eLTAXの税制改正に伴う更新が、令和8年1月に実施される予定となっています。本年度分の源泉徴収票・給与支払報告書の提出は、更新後に行いましょう。

【ポイント】給与大臣「e-Tax・eLTAX電子申告対応版」は12月末にリリース予定です。

「CSV出力」および「eLTAXへの直接連携」での電子申告は、給与大臣「2026年 e-Tax・eLTAX電子申告対応版」へのアップデート後に行ってください。
【ご注意】電子申告による提出は2026年1月受付開始です。

※光ディスク等で提出する場合は、給与大臣「2025年 年末調整対応版(Ver4.80)」で実行可能です。
※給与大臣「2026年 e-Tax・eLTAX電子申告対応版(ver4.XX)」は、プログラムディスクの発送はありません。大臣アップデートをご利用ください。

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2026年変更点

1.扶養控除等(異動)申告書の記載事項の変更

令和7年分までの「扶養控除等(異動)申告書」には「控除対象扶養親族」を記載することになっていましたが、「特定親族特別控除の創設」に伴い、令和8年分以後の「扶養控除等(異動)申告書」には「源泉控除対象親族」(次の@又はAのいずれかに該当する人)を記載することとされました。

【源泉控除対象親族】

@ 控除対象扶養親族
A 居住者と生計を一にする親族(里子を含み、配偶者、青色事業専従者として給与の支払を受ける人及び白色事業専従者を除きます。)のうち 年齢19歳以上23歳未満で合計所得金額が58万円超100万円以下の人

【ポイント】給与大臣NX Ver4.80 年末調整対応版 にて、令和8年分以後の扶養控除等(異動)申告書の出力に対応しました。

2.扶養親族等の数の算定方法の変更

給与に係る源泉徴収税額は、従業員の方から提出を受けた扶養控除等(異動)申告書に記載された扶養親族等の数によって異なります。
令和7年分までは、「源泉控除対象配偶者」及び「控除対象扶養親族」の数を基に算定していましたが、「特定親族特別控除の創設」に伴い、令和8年分以後においては「源泉控除対象配偶者」及び「源泉控除対象親族」の数を基に算定することとされました。

【ポイント】給与大臣NX Ver4.80 年末調整対応版 にて、令和8年分以後の扶養親族等の数の算定に対応しました。

3.源泉徴収税額表の改正

上記1及び2の通り「源泉徴収税額表」が改正されました。 令和8年1月1日以後に支払うべき給与については、「令和8年分 源泉徴収税額表」を使用して源泉徴収税額を求めます。

【ポイント】給与大臣NX Ver4.80 年末調整対応版 にて、令和8年分以後の源泉徴収税額の計算に対応しました。

サポート動画

年末調整の流れ「12月給与・最終賞与で還付」

年末調整の流れ「12月給与・最終賞与で還付」

12月給与または最終賞与で年末調整の還付を行う流れについてご説明します。
(約5分)

年末調整の流れ「単独処理で還付」

年末調整の流れ「単独処理で還付」

単独処理で年末調整の還付を行う流れについてご説明します。
(約5分)

よくある質問(FAQ)

近日公開予定

セットアップ

大臣アップデート開始後または対応版プログラムディスク到着後、インストールを行いましょう。

大臣アップデートを利用する場合

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参考資料

国税庁のホームページで、年末調整に関する詳しい資料を参照またはダウンロードできます。