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大臣シリーズ 導入事例

『大臣シリーズ』で基幹業務システム一新
煩雑だった従業員の人事労務管理を一元化

東洋ナッツ食品株式会社(兵庫県神戸市)

東洋ナッツ食品株式会社

日本で最初のナッツメーカーとして、アーモンドをはじめとしたナッツやドライフルーツの製造販売を行う東洋ナッツ食品株式会社。
世界中の産地から仕入れた、あらゆるナッツに最も適した加工を行う高い技術力を誇ります。
2015年10月に導入した『給与大臣』『就業大臣』『人事大臣』での管理業務の効率化について、システムマネージャーの速水氏と、人事総務チームの絹川氏に伺いました。

概要

名称
東洋ナッツ食品株式会社
所在地
兵庫県神戸市東灘区深江浜町30
代表者
中島 洋人
設立
昭和34年(1959年12月)
従業員数
約200名
売上高
88億円
事業内容
ナッツ、ドライフルーツ類の製造販売、原料売買ほか
URL
http://www.toyonut.co.jp

システム

システム構成
システム構成図
導入・バージョンアップ前の問題点
  • 従業員情報を複数のシステムで管理していた
  • 勤怠データの手入力に時間がかかっていた
  • 自力で法改正に対応するのが困難だった
改善ポイント
  • 給与・人事・就業管理システムの統一で効率アップ
  • タイムレコーダーから取り込んだ情報を即時出力
  • 最新の法改正案内で迅速・簡単に対応

おいしいナッツの製造加工にかける専業メーカーのこだわり

創業から58年、テーブルナッツ専業メーカーとして様々な製品を提供してきた同社。独自の製法研究や生産者との長年の友好関係がおいしさにつながっています。

「当時の日本人にとってなじみのないナッツを普及する所からスタートしました。アメリカを始めとした世界中のナッツ産地へ社員が赴き、日本人の口に合うものを選んでいます。当社で加工するナッツ自体は全て輸入品なので、生産者との信頼関係が特に大切です。現地の生産者と時間をかけて協議を重ねながら、品質管理につとめています。」(速水氏)

最近では、ナッツやドライフルーツの高い栄養価が評価され、健康食として注目される機会が増えました。

「塩で味付したものや、油で揚げたおつまみタイプが昔の主流でしたが、今では塩を使わずに焙煎した食塩無添加シリーズの需要が高まり、人気商品となっています。」(速水氏)

ナッツを通じて社会貢献。地域を愛し、愛される地元企業に

神戸の春の風物詩となっている花見イベント「アーモンドフェスティバル」では、桜によく似た美しいアーモンドの花がみられます。

「海外の会社が寄贈してくれたアーモンドの木を工場に植えており、桜の花よりも少し早い時期に開花します。近所の工場の人が「きれいですね」と立ち寄ったのをきっかけに、最初はほんの小さなお花見からはじまり、口コミがどんどん広がって1978年から28回目。今では2万人を超える人に訪れていただけるようになりました。」(速水氏)

揚げたてナッツやアーモンドコロッケなど、ここでしか食べられないナッツ製品が味わえるのも魅力的です。アーモンドフェスティバル、神戸ルミナリエへの出店、地元の中学校・高校との連携による、神戸でしかできない地域貢献としての活動に精力的に取り組んでいます。

分散していた人事労務管理を大臣シリーズで丸ごとカバー

同社では『給与大臣』『就業大臣』『人事大臣』を2015年10月に導入。これまで別々のシステムで管理していた給与・就業・人事情報管理の一元化に踏み切りました。

「従来のシステムでは給与計算しか行えず、就業時間は別途Excelで手入力するなど、無駄が多い状況でした。少人数でも勤怠や人事といった従業員に関するあらゆる情報を一元管理できるシステムを検討しました。」(速水氏)

大臣シリーズ間のシームレスなデータ連携と、複数台での使用で、煩雑だった業務を効率化。社員が増えても少人数で対応できる環境が実現しました。

「法改正への迅速な対応も大きな決め手でした。給与関連は特に法改正が多く、自分達だけで対処するには負担でした。保守サービスの利用で、応研から送られてくる手順書や対応版プログラムに沿って簡単に対応できるので、非常に助かっています。」(速水氏)

入力作業の自動化で業務負担の大幅な軽減を実現

絹川 三奈 氏

人事総務チーム
絹川 三奈 氏

導入前の課題は、手動での入力作業の省力化でした。

「タイムカードの締日から給与振込までの期間が短く、特にパートタイマーの就業時間を手入力する業務が負担でした。『就業大臣』導入後は、タイムレコーダーから読み込んだ打刻データを簡単に出力できるようになったほか、Excelで行っていた有給休暇管理も、『給与大臣』で自動計算できます。出力データのチェックは必ず行いますが、導入前よりも処理にかかる時間や手間が大幅に減りました。」(絹川氏)

パートタイマーが従業員の半数近くを占める同社では、タイムレコーダーの打刻にも時間がかかり、出勤の際に行列ができる状態でした。『就業大臣』導入時に入れ替えたレコーダーではICカードをかざすだけでスピーディーに打刻。現場の人間からも「速くなった」と高評価です。

業界の先駆者としての発展と基幹業務のさらなる強化を

大臣シリーズをインストールしているPCの利用部署を限定したり、マイナンバーを保管する端末をネットワークから切り離すなどして、運用上のセキュリティ対策にも注力している同社。今後も神戸を中心に全国へナッツを提供する姿勢を見せる、その基幹業務の強化に大臣シリーズが貢献していきます。

「導入したばかりで使いこなせていない機能も多く、特に『人事大臣』は基本情報の入力にとどまっています。現在は別途作成・管理している人事関連帳票を刷新し、『人事大臣』から出力できる管理帳票をフル活用し、さらなる業務効率化を図ることが今後の目標です。」(速水氏)

※この導入事例の記載内容は取材時(2016年11月)のものです。

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