製品 |
大蔵大臣個別原価版NX |
FAQ番号 |
134921 |
分類 |
その他 |
※ご利用中の大臣シリーズとは異なる製品の操作画面でご説明している場合がありますが、操作方法は同様です。
税込経理に変更するにはどうすればよいですか?
[初期設定]-[消費税項目設定]の「経理方式」タブで、現在の経理方式を確認できます。
取引分類ごとに「税込」に設定を変更してください。
【ご注意】
必ず、作業前にデータコピーを行ってください。
データコピーは、『大蔵大臣 個別原価版』の作業終了時に行うことができます。
入力済み伝票等に対しての処理は2通りです。
【1】[詳細設定]タブの「伝票明細の税込・税抜を混在させる」チェックONの場合
入力済み伝票の経理方式を変更することもできます。
[はい]…入力済伝票、予約伝票、仕訳事例登録の変更処理を自動で行います。
[いいえ]…入力済伝票、予約伝票、仕訳事例登録の変更は行いません。
【2】[詳細設定]-「伝票明細の税込・税抜を混在させる」チェックOFFの場合
[はい]…入力済伝票、予約伝票、仕訳事例登録の消費税額変更処理を自動で行います。
[いいえ]…経理方式の変更を行いません。
【ご注意1】伝票明細
消費税別行表示の伝票を税抜→税込に変更した場合、消費税行は自動で削除され、消費税行に入力していた摘要は消えます。
【ご注意2】完成自動振替・一括完成自動振替
税抜経理と税込経理では、完成自動振替(一括完成自動振替)時の起票方法が異なります。
税抜経理の場合
↓ 完成自動振替
期首残高および通常税区分の入力伝票は、税抜額を税区分[000]不課税で振替えます。
税込経理の場合
↓ 完成自動振替
通常税区分の入力伝票は、税込額を通常税区分で振替えます。
【ご注意3】その他の自動起票メニュー
税込経理にした場合、自動起票メニューも次のとおり変わります。
[プロジェクト進捗査定表]… プロジェクト進捗査定伝票は税込で起票します。
[間接費自動配賦]…間接経費発生額は税込額を集計します。
[仕掛自動振替]… 「伝票明細の税込・税抜を混在させる」
チェックONの場合はF6[形式]で(税込/税抜)を選択できます。
チェックOFFの場合は税込額で起票します。
【ご注意4】前年同月比較試算表・五ヶ年比較試算表
経理方式を変更しても、前年同月比較試算表や五ヶ年比較試算表に使用される年次データ入力の前期以前の金額は変更されません。
【ご注意5】『分散入力Kit』をご使用の場合
『分散入力Kit』側で経理方式の変更はできません。[マスターデータ受入]が必要です。
以下の順番で処理してください。
@『分散入力Kit』で[分散データ作成]を行い、本体で[分散データ受入]を行います。
A本体で経理方式を変更します。
B本体で[マスターデータ作成]を行います。
C『分散入力Kit』で[マスターデータ受入]を行います。マスターデータ受入処理を行うにはデータを削除する必要があります。
『分散入力Kit』のデータコピーをとり、データ選択画面でF6[データ削除]を行ってから受入を行ってください。
【ご注意6】年次繰越
経理方式を変更した会計期から翌期データへ年次繰越する際は、F6[形式]で繰越金額設定を確認してください。