◆扶養控除の見直し（※1）
・年齢16歳未満(年少扶養親族)に対する扶養控除が廃止され、扶養控除の対象が、年齢16歳以上の親族(控除対象扶養親族)とすることとされました。

・特定扶養親族の範囲が、年齢19歳以上23歳未満の扶養親族に変更され、年齢16歳以上19歳未満の人の扶養控除の上乗せ部分(25万円)が廃止されました。

◆同居特別障害者加算の特別措置の改組（※2）
・年少扶養親族に対する扶養控除が廃止されたことに伴い、同居特別障害者に対して配偶者控除または扶養控除の額に35万円を加算する措置が、同居特別障害者に対する障害者控除の額を1人につき75万円とする制度に改められました。
   
◆源泉徴収票の様式変更
・扶養控除の見直しにともない、源泉徴収票の様式が変更されました。

※1、※2につきましては、平成22年11月に送付済みの｢平成23年 源泉所得税改正対応版｣(給与大臣NX ver1.60〜)で対応済みです。

◆交通用具を使用している場合の通勤費の非課税限度額の変更
※この改正につきましては、｢給与大臣｣プログラムの修正はございません。
　お手持ちのプログラムCDで対応しております。

自動車などの交通用具を使用している人が受ける通勤手当の非課税額が変わります。
交通用具を使用して通勤する人で、通勤距離が片道15キロメートル以上である人が受ける通勤手当について、運賃相当額が距離比例額を超える場合は、運賃相当額(最高限度額：月額10万円)が非課税とされていましたが、今回の改正によりこの措置が廃止され、距離比例額を超える通勤手当の金額は課税対象となります。

（１）平成23年 年末調整対応版 プログラムCD
　【対応バージョン】　「給与大臣NX」シリーズ：ver2.20
　　平成23年度 年末調整処理に対応したプログラムCDです。
　　年末調整処理を行う前に、必ずインストールを行ってください。
　　※上記バージョンのプログラムCDが、ユーザー様へ届き次第、旧バージョンの
　　　 サポートは終了させていただきます。
（２）追補マニュアル（平成23年 年末調整対応版）
　　「平成23年 年末調整対応版」プログラムCDでの変更内容および、対応にあた
　　って必要な作業を記載しております。
（３）年末調整の流れとQ&A
　　『「給与大臣」年末調整の流れとQ&A』とは、「給与大臣」における年末調整の
　　流れと前準備、平成23年度年末調整に関するQ&Aをまとめた冊子です。
　　「給与大臣」での操作に関して、よくお問い合わせいただく内容を掲載しており
　　ますので、是非ご活用ください。
（４）源泉徴収票（200部）
　　保守サービスパッケージに同封いたしましたアンケートにより選択された、
　　KY-363(ドットプリンター用)・KY-364(ページプリンター用）の源泉徴収票どちら
　　か200部 を送付いたします。 　　
　　◎アンケートを返信されていない場合は、前年ご指定いただきました用紙を送
　　　 付いたします。初めてDMSS(保守サービス）に加入いただいたユーザー様で
　　　 用紙タイプのご指定がない場合は、KY-364(ページプリンター用)を送付いた
　　 　します。
　　◎送付いたしました源泉徴収票の交換等は受け付けておりませんので
　　　 ご了承ください。