製品 |
販売大臣AX |
FAQ番号 |
152102 |
分類 |
セキュリティ設定 |
※ご利用中の大臣シリーズとは異なる製品の操作画面でご説明している場合がありますが、操作方法は同様です。
ユーザーグループ毎に部門や伝票の入力を制限できますか?
[システム]-[セキュリティ設定]- [データセキュリティ設定]から、制限をかけることができます。
【ご注意】
[データセキュリティ設定]を起動するには、「ユーザー登録」で「セキュリティ設定」の権限を許可する必要があります。
※諸口のようにシステムで用意しているマスターに関しては制限がかかりません。
以下の例のように操作できるデータの権限をユーザーグループ毎に設定することが可能です。
グループ |
使用できる伝票、部門 |
管理者グループ【既定】 (制限なし) ◆ユーザー1 ◆ユーザー2 |
・すべて |
・伝票は全部門を入力できる ・帳票も全部門集計できる |
医薬品事業グループ ◆ユーザー3 ◆ユーザー4 |
・医薬品部門 |
・伝票は医薬品部門のみ入力できる ・帳票は医薬品部門のみ集計される |
食品事業グループ ◆ユーザー5 ◆ユーザー6 |
・食品事業グループ (青果部門、飲料部門) |
・伝票は青果部門、飲料部門のみ入力できる ・帳票は青果部門、飲料部門のみ集計される |
@データセキュリティ設定を開きます。
[システム]-[セキュリティ設定]-[データセキュリティ設定]を開きます。
A各ユーザーが所属するセキュリティグループを作成します。
ここで作成したグループごとに使用できる部門・伝票番号範囲の制限をかけます。
F3[新規作成]をクリックしてください。
作成するグループ名を入力して、[OK]をクリックしてください。
「セキュリティグループ」欄に表示されます。
B所属ユーザーを設定します。
作成したグループに対して、各ユーザーがどのグループに所属するかを設定します。
グループを選択して、F12[ユーザー設定]をクリックしてください。
ユーザー設定画面が表示されます。
所属するユーザー欄下の[追加]ボタンをクリックすると、ユーザー選択画面が表示されます。
所属させるユーザーを選択して[OK]をクリックしてください。
C部門制限の設定を行います。
グループが使用できる部門(部門グループ)を設定します。
グループを選択して、F11[権限]▼+F2[部門制限]をクリックしてください。
部門制限画面が表示されます。
制限と部門を指定します。
【制限】
フルアクセス |
制限はかかりません。 |
カスタム |
制限をかけることができます。部門を選択してください。 |
【部門】
制限する部門(部門グループ)を選択してください。
設定が終わりましたら[OK]をクリックしてください。
※諸口のようにシステムで用意しているマスターに関しては制限がかかりません。
(例)
得意先登録で、コード指定で別部門の得意先を呼び出そうとするとエラーメッセージが表示されます。
【参考】
部門(部門グループ)の制限を行った場合、各メニューは下記のように制限されます。
カナ検 |
制限対象外の部門(部門グループ)が設定されたマスターは表示されません。 |
マスター登録 |
制限対象外の部門(部門グループ)が設定されているマスターの操作はできません。 |
伝票登録 |
制限対象外の部門が設定されている伝票の操作はできません。 |
確認表 |
制限対象外の部門が設定された伝票は集計されません。 |
月報・一覧表 |
制限対象外の部門や制限対象外の部門が設定されたマスターは集計されません。 |
台帳 |
制限対象外の部門が設定された伝票は「****」で表示されます。
(項目に部門を置いたり階層として指定したりしなくても「****」表示になります) |
D伝票番号範囲の制限の設定を行います。
グループが伝票で使用できる伝票番号範囲を設定します。
グループを選択して、F11[権限]▼+F3[伝票制限]をクリックしてください。
伝票制限画面が表示されます。
制限、制限内容を指定し、[OK]をクリックしてください。
【制限】
フルアクセス |
制限はかかりません。 |
カスタム |
制限をかけることができます。制限内容の設定を行ってください。 |
【制限内容】
伝票区分 |
制限する伝票種別を選択してください。 |
指定日以前の伝票制限を選択する |
選択した伝票種別に対して、指定日数以前の伝票制限を行うか設定します。
「する」を選択した場合、日数設定・制限対象の選択ができます。
制限対象は新規・更新・削除です。
チェックを付けた対象が制限されます。 |
制限対象 |
制限する処理を選択してください。 |
制限範囲 |
選択した伝票種別に対して制限する伝票番号範囲を設定します。
伝票番号の制限をかけない場合は、1〜9999999999にしてください。
※「見積番号種別」で「英数カナ」を選択している場合、見積伝票は入力できません。 |
E設定を保存します。
グループに対して、部門と伝票入力範囲の設定が終わりましたら[閉じる]をクリックしてください。
設定内容を保存して画面を閉じます。
※起動中の他のユーザーは大臣の再起動時に変更を反映します。